水戸西部 逸品


茨城大学付近の国道123号沿いにある行列ができる人気ラーメン店「中華そばことぶきや」を紹介する。

 店主の安蔵寿さんは、高校卒業後、アパレルやデザイン関係の仕事に就いたが、もともとラーメンが好きでよく食べ歩いており、ラーメン店を開くのが夢だった。 

そうした中、現在と同じ場所にあった「八麺」のオーナーから誘いを受け、居抜きでお店を買い取り、平成18年3月に開業した。

 最初はメニューを引き継いで「八麺」の店名で営業しながら、専門書で研究し、ラーメンを食べ歩いてきた舌を頼りに試行錯誤を重ねて自分のラーメンを完成させた。これをきっかけに同年12月に現在の店名に変更して再スタートした。

 スープは鶏のダシをメーンとし、補助として豚骨など十数種類の素材を12時間煮込んで完成する鶏白湯(トリパイタン)に魚介スープをブレンドしたもの。

 麺は自家製麺で、睡眠時間を削って毎朝と閉店後につくっている。つけ麺は太麺でモチモチ感を出し、ラーメンは中太麺で硬めといったように使い分けている。

一番の人気は「つけめん」。モチモチとした太麺を、鶏白湯の旨みと魚介の力強さが合わさったピリ辛のスープに入れて食べる。これが絶妙でとてもおいしい。備え付けの魚粉を入れるとさらにコクが深まる。さっぱり味にしたい方は、付いてくるライムを絞って入れるとよい。

安蔵さんのモットーは「手を抜かない」こと。ラーメンを提供する工程において、手を抜けるところが何カ所かある。回転率を高めるため、本来やらなければならないことをやっていないお店もあるが、「本当にお客様に満足していただけるものを提供したい」という思いから徹底的に手を抜かないことにこだわっている。

例えば、つけめんのスープの器は、あらかじめ温めておく。これはスープをできるだけ冷まさないためである。

この徹底的に手を抜かない作業や、太麺はゆで上がるのに八分かかるため、待ち時間が長いこともあるが、それも満足していただけるラーメンを提供するためなので、ご理解を。


皆様もぜひ一度、行列に並ぶ価値のある安蔵さんのラーメンをご賞味してみてはいかがだろうか。

事業所
中華そば ことぶきや
所在地
水戸市袴塚3−11−9
席 数
カウンター5席、テーブル4席
駐車場
5台
営業時間
午前11時30分〜午後2時、午後6時〜9時(スープが無くなり次第、終了)
定休日
水曜日、日曜日


逸品一覧へ